2ntブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

月からの甘い誘惑 45

 久世さんに触れられているだけで身体が蕩けてしまいそうだ。
 なんでこんなふうになってしまうんだろう…?
 全身が熱くて心臓のばくばくがどこで鳴ってるのか分からない位に全部が熱で侵されてるみたいだ。
 「ん…ぁっ…」
 さわりと久世さんの手が碧の肌の上をつたうだけで声が出てしまう。
 でもこんなヤローの声で久世さんが萎えたらしてもらえなくなるから我慢しないと!
 そう思って口を閉じようと思うのにうまくいかない。

 「ん…ん……っ」
 胸だって柔らかくもなんもないのに…。
 久世さんの指が碧の平たい胸にある突起を摘んで捏ねられればそれだけでぷくりと起ち上がってくるのが自分でも分かる。
 だって…敏感に感じてしまってる。
 そしてもっといっぱい触って欲しいと思ってしまうんだ。
 「碧のココ…可愛いな…」
 「や…」
 そんな事…言われたら…。

 「あっ……んッ!」
 さらに久世さんが片方を口に含んで舌で乳首を転がしてくるのに背中が仰け反って感じてしまう。
 「や…声…で、ちゃう…から……や、め……」
 前戯なんていいから!久世さんが嫌にならないうちに早く、とつい急いてしまう。
 だって男の身体なんて正直で今久世さんが碧を抱きたいと思って勃ってるのが奇跡みたいなもんだ。
 それが男相手に戸惑ってるという位なんだからいつスイッチが切れるかとつい余計な心配をしてしまう。

 「声…聞かせて……」
 赤く色づいてるだろう乳首を食まれながらちょっと掠れた色っぽい雄の匂いを纏った久世さんにそんな事言われたらさらに碧は溶けてしまいそうだ。
 いいの…?やだ…にならないかな…?
 思わずそっと目を開けて自分の胸の上にある久世さんの顔を窺い見ると、久世さんの目が碧を見ていて視線が合ってしまう。
 すると久世さんが口角を仄かにあげ、そして碧に見せるように舌をちらつかせ、碧の乳首を転がしてそれを見せ付けた。
 ぞくんと碧はさらに肌が粟立ってしまう。

 「あ、あ……」
 恥ずかしいっ!
 なんで自分がする側なら恥かしくないのにされる側ってこんなに恥ずかしいんだ!? 
 前に男とした事はあったけど酔っ払っていたし正気じゃなかったし、気付いた時には突っ込まれてた感じだったからこんな風にはなってないはず!
 「…感じてる?……みたいだな…」
 「んんあっ」
 久世さんがくすりと笑いながら碧の屹立に手を這わせればさらに快感が碧を包んでしまう。
 「先走りがとろとろと後ろまで伝いそうだ…」

 やだぁ!…なんか…久世さんってエロいっ!
 元々男の色気ぷんぷんさせてる感じだったのがさらにそんなエロワード言われちゃったらそれだけでじん、と身体が疼いてしまう。
 もういいから早く入れちゃって、とねだりたくなるけどまさかそんな事も言えない。
 そんな事言って引かれるのも嫌だ。
 でもいたたまれない…。
 葛藤がぐるぐると碧の中を渦巻いているけれど、久世さんは全然気にした風でもなく碧の身体を弄っていく。

 「あ、ぁっ!」
 歯でかりっと乳首を食まれ、刺激されれば声も跳ね上がってしまう。
 それにもう張り詰めて熱を放出したいと訴える屹立まで扱かれれば我慢出きるはずない。
 「やぁっ!だ、め……や…っ!…で、ちゃう……っ」
 「いい…。碧、出して?……可愛い…」
 久世さんが顔を胸から離し、今度は碧の耳元で囁く。
 「碧…」
 声がまた碧を刺激してきて、久世さんの息が吹きかかり、そして耳朶を食まれ追い上げられるとあっという間に久世さんの手の中にどくどくと白濁を放ってしまった。

 「やっ…ごめ…なさいっ!」
 そんなの気色悪いだろうと思って碧が慌てると久世さんはそんな碧の身体を押さえつけたまま手を後ろに向かって這わせてきた。
 「んんあっ」
 碧の放ったものを纏わせた久世さんの指がつぷりと碧の中に入ってくる。
 「碧…」

 シーナじゃなくて碧と久世さんが呼んでくれるのが碧にとっては新鮮で特別だった。
 ずっと小さい頃からあだ名はシーナしかなかった。母親だけが碧と呼んでたんだ。
 「いやじゃない…?」
 「……ない!」
 ゆるゆると久世さんの指が碧の狭い入り口を刺激しているのに身体がひくひくと反応してしまう。
 待ってるんだ。
 「…久世さ、ん……し、て……っ………あ、ああっ!」
 ぐいっと久世さんの指が奥まで入ってきたのに碧は声をあげ顎を反らせた。
 
---------------------
続きに拍手コメお返事です^^

 
hrk様
 全然乱文なんかじゃないですよ~^^
 是非、お絵描きしてみてくださいね~(^m^)
 お絵描き楽しいですから~♪
 私も好きです~!なかなか描く時間ないけど^^;
 久世の限界超え…(笑)
 超えちゃって大変です~我慢してた分シツコイ…とか…^^;
 ありがとうございます~^^

S様
 そうそう、まだ問題はえろえろあるのでした(笑)
 でもそんなでもないかなぁ~
 シャチョサ~ンはいい仕事しますけど(笑)
 ありがとうございます~^^
 あ、名なしでもだってね~分かるもんね~(笑)

U様
 そこはちゃんと調べないとね~(笑)
 本当のらぶらぶはもちょっとかしら~
 ちょっとはピンク色ですけど~(笑)
 ありがとうございます~^^

me様
 ほっとしていただけてよかったです~^^
 でもえち続きますけど~////
 ありがとうございます~^^

テーマ : BL小説
ジャンル : 小説・文学

電子書籍

サイトはこちら

バナークリック↓ banner.jpg

Twitter

いらっしゃいませ~♪

リンク