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月からの甘い誘惑 番外編5

 「あの…コレ…?」
 じっと遼が洸生を上目遣いで見ていた。
 「お前のイメージだ。見てていい。あ、テレビ見たいならつけていいぞ。どれ、俺は風呂に行ってくる」
 描いたものをもっと見たそうにしてたので遼に紙を渡し、シャワーを浴びに洸生はバスルームに向かった。

 …本当に拾いものだったかもしれない。次々と洸生の中にイメージが湧いてくる。さっきからずっと色々なイメージが頭の中に渦を巻いている。
 熱くなった頭と身体に最後に冷水を浴びてシャワーを出ると遼はまだ床に座ったままで洸生の描いたものを眺めていた。
 「……かっこいい、ね!」
 洸生に気付いて遼がぱっと顔を上げると紅潮した顔でそう言った。
 …これは天使の方だ。

 ビールを片手に遼に近づき頤に手を添え、くいと上を向かせるとじっと遼の顔を凝視した。
 薄く開いた唇は赤く、やはり口元もエロい。目の印象は今は天使だが、悪魔の時の目力は狡猾さも湛える。さらりと前髪を上げ、額を出すとさらに大人びた印象になる。
 ……このまま手を身体に這わせたい。
 ……………。

 浮かんだ熱情に洸生は眉を顰め、遼からすっと手を離しソファに移動してどかりと座るとビールを煽った。
 遼も洸生が描いた紙を置いてソファの隣に座る。
 「ねぇ…する?」
 「しない」 
 遼は手を洸生の胸に触れて誘うように聞いてきた。
 その表情を計るように見ればやはりエロい。
 すると途端に遼がむっとした顔をした。

 「その目…嫌だ」
 「うん?」
 「人じゃなくてモノで見てる」
 くす、と思わず洸生は笑ってしまう。
 「…なんて呼べばいいの…?社長?芹沢さん?」
 「名前」
 「洸生…さん…?」
 「誰も俺を名前で呼ぶやつはいなくなったからな」
 きちんと名刺を見て洸生の名前も覚えていたらしい。

 「お前のモデル名、ユウキでいいか?」
 「いいよ。任せる……洸生さんの好きにしていい」
 遼の手が洸生のバスローブから洸生の身体を辿り、肌に触れ、頬を触る。
 少し伏せた遼の目が洸生を誘っていた。
 ……高校生でコレか?

 ぐい、と洸生は遼の額に手の平を押し付け、近づいていた遼の身体を離す。
 「高校生、寝ろ」
 むぅっと遼が口を引き結んだ。
 「洸生さん年いくつ?」
 「31」
 「背、何cm?」
 「188」
 「でか!…ね、キスしていい?」
 「…淫行罪なんだろう?」

 「キスは大丈夫なんじゃない?…それに今更でしょう?」
 くすと遼が薄く笑った。まぁ、一度しちまえば確かに二度やったって今更な気もする。
 「なんだ?警察に電話するんじゃないのか?」
 「しない……」
 遼が誘うように洸生の首に手を回し、洸生の膝の上に身体を乗せてきた。
 遼のバスローブに手を伸ばし、裾を割ればすでに遼のそこはしてほしかったのか勃ちあがっている。

 「なんだ?先週のセックスがよかったのか?」
 「…うん…すごく……」
 「それで、忘れられなくて押しかけてきたのか?」
 「……そうかも、ね」
 軽く唇を啄ばむように遼が唇を重ねてきた。
 「洸生さん…んんっ」

 高校生に主導権を握られるわけにはいかないだろう。遼の頭を抑え舌を口腔にねじ込み絡めて吸い上げた。
 そのまま遼の身体を抱き上げて寝室に運ぶ。
 高校生相手にやめとけ、と頭の中で警鐘がなっていたが、目の前に綺麗なえさがぶら下がっていて眺めるだけなど性に合わない。
 ベッドに遼を放るようにしてその上に被さった。
 「あっ…う」
 口腔を貪りながらバスローブの紐を解けばすでに遼からは先走りが滲んでいる。

 「…随分と期待していたんだ?」
 くすと洸生が笑いを浮べると遼が眦を朱に染めた。
 「どうやったらあなたにもう一度抱いてもらえるかなって…」
 脅しはただの脅しだったらしい。…いや、そんなの洸生だって初めから分かっていた事だ。そう…分かっていたんだ…。
 「そういうのも悪くない」
 「あ、あっ!」
 遼の勃ち上がったものを手に包み、白い首筋に舌を這わせキスを落としていく。
 びくびくと遼の身体が快感に反応すればそれを見るのも悪くはない。

 しかし、誰も自宅になど入れる気もなかったからここにローションなんてものは置いてはない。
 「うつ伏せになれ」
 遼は従順にいう事を聞き、自分で身体の向きを変えた。
 膝を割り、手で遼の尻を割ると洸生はそこに舌を這わせ、差し込んだ。
 「あ、あっ!な、に…っ?」
 「ココは誰も入れる気なんてないからローションなぞ置いてない」
 唾液を塗りこめるようにしながら指も入れる。
 遼の身体はどこも綺麗で誘惑的だ。ここもひくひくと洸生を誘っているようだ。
 穿ちたい、という欲望を抑え、ぐちぐちと洸生は狭い遼の入り口を指で抽送を繰り返した。
 
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坂崎 若様から遼くんいただきました~^^
背後微注意かな…(^m^)
綺麗エロいです~/////
クリック→ Neo Universe~BL illustration

続きに拍手コメお返事です~^^
mm3様 
 キョドってます~(笑)
 社長お上手でしたのよ(^m^)
 あとは詳細出てきますので~!ここでは内緒にしときます^^
 ありがとうございます~^^

tsr様
 勿論可愛くです~♪
 朝パッチリ^^…いいけど~朝イチエロの時も~wwww
 朝イチエロもおKですか?…聞くだけ野暮かな?(笑)
 ありがとうございます~^^

名無し様
 いつもありがとうございます~m(__)m
 お忙しいみたいでご無理なさらないで下さいね!(><)
 川柳~~~!確かに!wwww
 大好物でよかったです~~(^m^)
 (私の中で)尚に次ぐ残念社長でした~(笑)
 ありがとうございます~^^

r-mm様
 あ!そうですね~~~!wwww
 悪魔と天使が同居してるんですか!なんと!(^m^)
 将来は美人さんかしら…?(違うって! 笑)
 社長に声援(笑)
 ありがとうございます~~~^^

テーマ : 自作BL小説
ジャンル : 小説・文学

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