※前記事に久世×碧うpしてあります~!これは今日の特別おまけです~^^
みらいさんからLinx3人イラストいただきました~~~(><)
今朝です!今朝!
やばし!かっけぇ~~~!です
千尋先輩の腹チラが~~~~/////←そこか?(笑)
Linxのポスターみたい~(T^T)
…で!Linx書きたくなって(また ^^;)
急遽!Linx結成話を…!(3人のLinx時代のエロエロ話もよぎったけど 笑)
リク、コメントでちらっといただいてたので^^;書いてみます!
(今から書くの!ただいまの時間朝6時過ぎ 笑)
みらいさん!イラストありがとうございます~~~~m(__)m
「翼」はみらいさんのおかげで出来た話ですので~~~!
本当に感謝でございます~!(T-T)
勿論!受け子ちゃんは一切出てきません!(笑)
よってイチャコラなし!
長さもどれ位になるか分かりません!(笑)
それでもよろしければどうぞ~^^/
Linx結成 高校に入学して尚が一番初めに思ったのは〝おもしろくねぇ〟だった。
身長も高校1年ですでに175センチ超で中学校の頃からバレンタインデーはチョコの山。高校でもイケる!と思ってたら、同じクラスに同じ位の身長のヤツが尚の他に3人もいた。
しかも!顔まで整ってる!…クソ面白くない。
さっさとバンド組んで出し抜いてやらないと!
…なんて言ったってそう簡単にメンバーなんて見つかるはずはない。
特に!ベースとドラムは!
ギターならちょこちょこしてるやつもいるけどギターは自分なんだからいらない。
うまくいかねぇ…。
高校入ったらバンド!と意気込んでいたのに!
背の順に並んだときにその3人とは接近するけど、自分のライバルになりそうな奴等に尚は敬遠して話しかけもしなかった。そいつらもどいつもコイツも飄々としてへらへらと喋る事もなく、特に!篠崎 千尋ってヤツは女子も顔赤くしながらチラ見してる位でいけ好かない!
「はい!前から順番に4人組みになって!」
体育の授業で背の順番。
必然的にその3人と4人組みにさせられた。一方的にライバル視していた尚はその3人とまだ話した事もなかったが、そうなりゃ仕方ない…。どうしたって似たり寄ったりの背だもんで近くなるのは当然で、それなのに喋りもしないでいるなんて尚には無理な事だった。
「たりぃな…」
「まったくだ…」
尚が口を開くと森 孝明ってのが頷き、他二人も肩を竦めて…同意らしい。
あ、一応いけすかねぇけど!聞いてみっか…。
「バンドしねぇ?」
「は?」
唐突の尚の誘いに3人が尚を見て声を揃えた。
「俺、ギターするんだけど~、高校入ったらバンド組みたかったんだよね~」
「……ギター…」
篠崎 千尋が尚を見て呟いた。授業以外で初めて声聞いたかも。
「………俺、ドラム出来るけど?」
松野 弘一郎ってのが静かに答えた。
「へ?…………ちょ!ま、ま、マジ!?」
「家の親父が昔ちょっとやってたみたいで、家にドラムセットあったから。…勝手に適当に、だけど」
がし!と尚は松野 弘一郎の肩を組んだ。これは離しちゃいかんでしょ!!!
どれ位出来るかなんて分かんないけど!ドラム初心者じゃないってだけでも貴重だ!
「やろ!」
な?な?な?と尚は強引にぐいぐい押していく。
「バンド、やってみたいなぁ…とは思ってたからいいけど…」
よっしゃーーーーー!
思わずぐ!っと尚は握り拳を作った。あとはベースとボーカル!
ボーカルは自分が歌上手けりゃするけど!さほど上手いってほどじゃないのは自分でも分かってるのでイカンでしょ。
ベースも探すの難しいよなぁ…。誰かギターやってたヤツでベースに転向…
「ベース……」
篠崎 千尋がじっと尚を計るように見ていた。
「何?………もしかしてベース…?」
「ああ、出来る」
……………嘘だろ?
「ギター、ベース、ドラム………ボーカル?」
尚が自分、篠崎、松野と指差してもう一人森 孝明を指差した。
「お前歌上手い?」
「さぁ?」
森は両手を上に上げて首を傾げた。
「歌うのはわりと好きだけど」
「いいじゃん!こうなったらお前ボーカルで!ここにいたのも縁だろ!」
「……そんなんで決めるもんか?」
「だって!ドラムにベースなんて!やってるヤツ滅多にいないのに!!!」
興奮して尚は顔を真っ赤にしてしまう!飛び跳ねたい位だ!
「いいけど…好きな音楽のジャンルは?」
「ロック!」
篠崎が質問してそして4人で声を揃え、顔を見合わせてふき出した。
「え~~~!じゃあさ!とりあえずなんかコピーで合わせてやってみようぜ!」
「いいけど」
「スタジオとか借りなきゃねぇか…金かかるなぁ…」
「…問題ない。俺の叔父貴がライブハウスしてるから営業時間外ならただで借りられる」
「マジか~~~~!?」
篠崎の言葉に皆も目を丸くした!
有り得なさ過ぎる!ドラムもベースもボーカルも決まって練習場所までなんて!
……夢じゃね?
そこからもう4人で頭をつき合わせるようにして音楽の話ばっかりになった。
なんだよ!なんだよ!敬遠なんかしてないでさっさと話せばよかった!
森もロックは好きみたいでオールディーズからなんでも聴いて歌えるらしいし、ドラムやってる松野もベースしてる篠崎も音楽の話になった途端に喋り始める。しかも好きなバンドあげていくと系統がみな似たり寄ったりだ!
一気に話が進んで篠崎の叔父さんのライブハウスでとりあえず学校休みの土曜日にビートルズでもコピってやってみようか、というとこまで進んでしまった!
尚は興奮したまま家に帰って、ベラベラと夕食の時に止まらず話してたら今度は親父がレスポールまで買ってきてくれて!
やっすいギターとは全然音も感触も違うレスポールに尚は大見得切って、土曜日にその初合せに向かった。
ドキドキする!ヤなヤローばかりだと思ってたのに!そいつらとこんな風になるなんて。
教えてもらったライブハウスに着いて地下に下がる階段を緊張しながら下りていく。背中にギター抱えて、なんてバンドマンみたいじゃないか!
すでに3人は来てて尚が一番遅かったらしい。それでも大分時間より早く着いたはずなのに?どうやらワクワクは自分だけじゃなかったらしいのに笑ってしまう。
「レスポールか…」
篠崎が尚のギターを見てにっと笑ったのに尚も得意になる。
「ビートルズには合わないけどな。でも別にビートルズがしたいわけじゃねぇし?ロックはレスポールでしょ!」
「……そうだな」
バンド!って決まってから学校で休み時間の度に4人で集まって話をするようになった。篠崎は作詞作曲まで出来るらしくオリジナルがしたいらしい。勿論尚もそれに賛成!でもとにかく皆がまだどれ位出来るのかが分からない状態で、今日はその初音合わせた。
ガチャガチャとチューニングしたり準備を始め、いいか?と篠崎が声をかけてきたのに皆が頷く。
「曲初めは松野カウント入れて」
「分かった」
篠崎が仕切り、ドラムがカウントを入れる。
イイ!
家でヘッドホンつけて一人で練習なんかよりずっといい!
…そんなの当たり前だけど!
音が腹に響く!なんだ…森って歌上手いじゃん!イケる!ドラムもただのビートだけじゃなくてオカズまで正確に入ってる!
ぴったりと演奏が合っている!
初めての音合わせでこんなんアリ?
楽しい!思わずノリノリになってしまう!
でもすごいのは篠崎だ…。いまいましい事にベースに引っ張られてるのが分かる。ベースの音が…遅れそうになったりする尚のギターやドラムを誘導している。
……コイツって…もしかして凄くないか…?
ぞくり、と背筋が戦慄きながら尚は篠崎を見た。
「悪くない」
………いいけど、なんでコイツはこうエラソーなんだ?
篠崎の言葉に幾分むっとするが、それでももう何曲か合わせているうちにコイツは別格だと分かってしまった。尚は他の誰とも演奏を合わせた事なんかないけど、でも分かる。
「……お前、俺らなんかでいいわけ?」
「?」
篠崎に思わず聞いてしまうと篠崎が不思議そうな顔をした。
「何が?音楽の趣味が合って満足な演奏が出来るのに何か問題あるのか?」
「………ないな」
尚が拳を突き出すと篠崎がくっと笑いながらそれにこつっと拳を合わせる。
「しかし!森ってすげぇな!英語の歌詞でもガンガン歌えるじゃん!」
「わりと歌詞だとすぐに覚える。勉強の英語は得意じゃないけどな」
「…よりもよって…こんなにすんなり人が集まって繋がってバンドなんて…思ってもみなかった」
篠崎の顔がずっと緩んでいる。コイツ学校じゃいつもむっとした顔してるのに、それ位楽しかったって事なのだろうか?
勿論尚だって充足感、満足感でいっぱいだ。自分達だけで生音で合わせてガンガンに思い切り演奏できるなんて気持ちよすぎる。
「じゃ!バンド結成!………いいよな!」
尚の意気揚々とした声に顔を合わせて4人で頷く。
「バンド名!考えないと!」
「………………リンクス…は?」
篠崎が考え込みながらぽつりと口に出した。
「高校入って繋がって……リンクしたって事で。複数形にしてリンクス。でもLinksじゃつまんねぇからksじゃなくてxにして」
「かっけぇじゃん!じゃ!Linx結成!」
4人で顔を合わせ満足そうな表情。そして誰からともなく拳を出して4人でつき合わせた。
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1pにしてはちょいと長め?
下書きもなしなので文字数いくつになっているかも分かりませんけど^^;
こんな感じになりました~(笑)
ドラム君……wwww
いつも私に無視されてたけどさすがに無視できませんでした~(笑)
でも出てくるのちょっとだけだけど~wwww
では!突然思いついたSSにもお付き合いありがとうございました~m(__)m
(ただいまの時間9時過ぎ! 見直しやらなにやら何度も読んで終了時間!
その間家の事何もやってません!洗濯機回したりニャーにご飯はあげたりはしましたけど 笑)