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2014.05.10(土)
うそっ!
うつ伏せにされ枕に顔埋めてろ、と瑛貴くんに言われて言われた通りにすると四つんばいにされ、足を開いて腰を高くさせられる。
…もしかして…瑛貴くんの前であられもないとこ晒してんの!?
そっと瑛貴くんの手がお尻にかかったのにどうしよう!と慌てて身体を捩ろうとした。
「コラ。逃げるな」
だ、だ、だ、だって!
「あ、ぅっ」
ぬる、と後ろに生温かい感覚がした。
なに…?
そしてくちゅくちゅというやらしい音と一緒に日和の中に何か入って蠢いている。
これ……もしかして……。
…舐めてるの!?
「や、っ!だめだよぉっ」
「ダメじゃねぇって。いいからお前は知らないんだろ?大人しくしてろ。ああ、声は出していい。いい声はな…否定はダメ。…っつってももういくらダメだと言われたって止められないからどうせ聞かねぇけど」
そんな事言われながらありえない所を瑛貴くんの前に晒して、しかもさらにまた後ろが広がった感じがする。
「…痛くはないか?」
痛いわけではないのでこくこくと頷く。
痛くはないけど…なんか変!キモチワルイような…いいような…。
「むずむず…する…」
くすと瑛貴くんが笑ったのが分かった。
こんな事するの…?
なんかもうどこもかしこも恥かしすぎる!格好も!されることも!
…でも自分から…って…どうしてそんなとこ…?
「瑛貴くん…やっぱそこ…は、や、だ…よ…」
「うん?ダメ。ちゃんと柔らかくしないと入らないだろ」
…入る?
何を?
…………ナニを?
「や、や、や、や!無理っ無理っ!!!」
「お?さすがに気付いたんだ?」
ぷっと瑛貴くんが笑った。
いえ!笑い事じゃないんだけど!
「大丈夫。ちゃんと痛くないように時間かけてしてやる」
時間かけてって…。
「あ、ぅんっ!」
ぐっと指が奥まで入ってきて日和の背中が仰け反った。
ゆっくりと瑛貴くんの指が日和の中を出たり入ったりを繰り返す。内側を擦られてなんか段々と変な感じが麻痺してきた。
もどかしいような…。
「あ、っ…」
きつ…またぐいと後ろが広がった。
「やぁっ…」
「…でもないようだ…前がまた反応してるし?」
やだ…っ!全部…分かられてる…!
「あ、ああ、んっ」
後ろとさらに前まで瑛貴くんの手が刺激を加えてくる。
う、そ……!
後ろを指で衝かれて前も擦られてもう訳が分からなくなってくる。
「えいき…くぅん…んんぅ…っぁ…」
「腰揺らして…もっと?日和のここ…ヤラシイ音出して俺の指咥えて締め付けてくる…」
「そんな…やらしい事…言わないで…よぉ…」
「どうして?…ほら」
「んぁっ」
ぐっと奥まで深く指が…っ!
「柔らかくなってきて日和の中が絡んでくる…指締め付けて…」
恥かしい…っ!
……でも疼いて疼いて…もっと…って…言いたくなってくる。
「あ、ああっ!」
「指…三本入った…痛くはないみたいだな…日和…」
「あ、ぁ……」
瑛貴くんが背中を舐めてきゅっと痛い位の痺れが走って体を震わせた。
何…?あ、でも…っ…。
後ろも前も頭の中ももうぐちゃぐちゃだ…。
「んあっ!」
びくんと身体が震えた。
「…ここ…?」
ぐりぐりと瑛貴くんが日和の中のある箇所を指で転がすようにされると身体がどうしようもなく反応してしまう。
「前もとろとろに蕩けてきた…」
「や…そん、な……言わないで…よぉ…」
「なんで?いいんだ…日和…嬉しい…」
嬉しい…?嬉しいのは日和のほうだ…。瑛貴くんにちゃんとしてもらえるんだから…。
えっちい事言われたり、されたりするのはちょっと…いやかなり恥かしいし、どうしていいか分からなくなるけど、でもそれ以上にきちんと相手にしてもらえるのが嬉しい。
「ひよ…日和…」
瑛貴くんの掠れた声が日和を呼んだ。
「んぅっ」
中から指を抜かれて思わず声が漏れた。そして身体をひっくり返されるとほっと安心した。やっぱり顔が見えるほうがいい。
「瑛貴くん…」
腕を伸ばして瑛貴くんの首に絡め、抱きついた。
「……日和…もう…止められないぞ…?」
瑛貴くんがキスしながら熱っぽい目をしているのにぞくりときてしまう。
だってそれ位日和を欲しいと思ってくれてるって事でしょ?
「いいもん…瑛貴くん」
ぐっと後ろの熱いものが当たった。もしかして…瑛貴くん…?
本当に、ちゃんと…大人としてしてもらえるんだ…。