荒い息遣い…そして喘ぐ自分の声が恥かしい。すっかり三塚にされるがまま全部を任せきっている。
三塚に触られる所全部から痺れが官能を呼び感じすぎてしまう。
「あ、ぁっ…!だ、めだ…っ」
「ダメじゃない…もうこんなに…先から零して後ろまで伝って…」
「だからっ!すぐに…っ…」
イってしまう!
もう感じすぎておかしくなっている凪の身体だ。勃ちあがって鎌を擡げているそこに触れられたらすぐにもう出てしまう。
「いいです…凪…もうだって限界でしょう?いって…?」
「あ、あ、っ!」
三塚の手が凪の勃ったそれを手で扱けばあっという間に追い上げられてしまう」
「で、る…ッ……」
凪は自分の口を押さえ、声を抑えようとした。
「声も抑えなくていい…。凪…イって…?いっぱい感じて…」
三塚が凪の顔を見ながら煽ってくる。
「イくとこ…見せて?」
「あ、ぁ…やぁっ……っ!」
ぶるっと身体を震わせ三塚の手の中に白濁を零してしまう。
びくびくと震える身体に三塚がキスを落としながら搾り取るように凪のモノを扱く。
「…いっぱい出た…ね?自分であんましない…?」
はぁ、と荒い息のまま、顔を隠し凪が小さく頷くと三塚は凪の手の上からキスしてくる。
「中に…入れても…?」
ぬるりと凪の後ろに三塚の指が入って来た。
「…いい…」
「……だめって言われてももう無理ですけど…」
さっき風呂場で弄られたからかすんなりと凪の後ろは三塚の指を受け入れている。
「凪の中もひくひくしてる…」
「な、んで…?」
濡れるわけでもないのに凪の後ろで三塚の指がスムーズに動いている。
「ん?ああ、…凪の出したので。用意なんもしてなかったから…今度はちゃんと用意しときます」
よ、よ、用意って…っ!今度って…!
…恥かしいじゃないか!
「んんっ…あ…っ」
ぐちぐちと三塚の指が凪の後ろを広げながら出入りしている。
「ゆっくり…するから…いい…?」
「んっ…」
自分だけがされるよりずっとその方がいい。こくこくと凪が頷くと三塚が凪の口を覆っていた手を外しキスしながら腰を押し付けてきた。
「あ、…あ…」
ひくりと息を飲む。
指なんかと比べ物にならないくらいの圧迫感だ。
「凪…息…ゆっくり吐いて」
はぁ、と三塚に言われるように息を吐き出すとそれに合わせて三塚がゆっくり少しずつ腰を進めてくる。
「んぅ……っ…」
苦しい…。なんか…変…。
三塚が…入ってきている…?凪の中に…?さっき風呂場で見た時あんなに大きかったアレが…?
確かに後ろがありえない位苦しいけど…。
「痛い…?」
「…というか…くる、し……」
圧迫感が…そりゃ…そうだろうとは思うけど…。
「でも…凪の中…吸い付くようにぎゅうぎゅうに締め付けてきますけど…?」
「し、しら、ない…っ……あ、ああっ」
ぐっと三塚が奥の方まで入って来たのが分かった。
そして凪はぎゅうっと三塚の首にしがみついた。
「凪…ずっと…掴まってていいです…」
三塚の声が耳元に響けばやっぱりぞくんと感じてしまう。
「…っ…!……凪…声に感じてしまう…?」
「あ…だ、って……」
小刻みに三塚が腰を揺らし、声が響くだけでびくびくと凪の身体も反応してしまう。
「凪…俺の声にいつも反応しますもんね…」
それだけじゃない…今だって三塚から甘い香りが…。
「ああ、俺の匂いも好きなんですよね?甘いから…」
そう、だけど…。
「おいしそう?」
こくこくと凪が頷くと三塚がくすりと凪の耳元で笑う。
「いっぱい食べていいですよ?」
「あ、あぁっ…!」
耳で三塚の声が響くだけでもうおかしくなりそうだ。そして三塚が腰を打ちつけてきた。
「中がとろとろだ…感じて…こんなんなっちゃうんだ…?」
ぐちゅぐちゅと中がかき回される音が聞こえる。キスしながらも三塚はわざと喋る時は凪の耳元に囁くんだ。それで余計に感じてしまってぞくぞくしてしまう。
「やば…一回で終われないな…すぐ出ちゃう…凪…もっと…いい…?」
「い、い……」
「こんなに積極的になってくれるなんて思ってもなかった…腰揺らして感じまくって…なんて……凪…っ」
三塚がさらに凪の身体を揺さぶり大きく腰を穿ってくる。荒い息を交わらせ、唾液を絡めながら三塚に与えられる快感が凪を包む。
こんなに…感じるって…あるんだろうか?と自分でもおかしくなりそうな位だ。
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