はのんのBL部屋

　三塚が自分の大きくなった怒張したものを凪の後ろに擦りつけてくる。
　三塚もとろりと先から透明な液をすでに出しているのかローションをつけてないのにぬちぬちと湿った音が聞こえてきて凪も自分の中がひくついて待っているのが分かってしまう。

　「あ、あ……」
　「どうしたの？腰ゆれてますよ？」
　「意地悪だ！」
　凪が抗議すると三塚がくすりと凪の耳元で笑う。
　「言って？」

　「……い…れて…」
　「聞こえないです。それに名前呼んでと言ってるのに呼んでくれないし…凪…俺が欲しいと言ってください…」
　「欲しい！絋士が…ほし……中…に入れて…っ…んんっ……」
　ゆっくりと待っていた三塚の大きく主張したものが凪の中に埋まってくる。

　「ローションつけてないんだけど…凪の中が誘って締め付けてくる…力抜かないと奥まで入りませんよ…？奥好きでしょう？」
　「や……言う、な……」
　「言いますよ。もう…言う度に凪の中がぴくぴくって締まるんですから…感じてるのに…素直に言っていいです…。恥かしがる凪も好きですけどやらしい凪も好きですから…。もっと言って？どうされたいの？」

　「……衝いてっ……奥……！んんぁっ…あぁ…はぅ……」
　ぐっと凪の中でまた大きくなった三塚のモノが凪の奥にまで入り込んできた。
　「痛くない…？」
　「いたい…苦しい……っ」
　「…でもイイ、んだ？」

　「ん！も、っと……」
　ゆっくりと三塚が腰を揺らすけどそうじゃなくて…もっと激しく衝いて欲しい。
　「足りない？」
　「…足りない……もっと……いっぱい…して…あ、あんぅっ……！」

　枕の下に腕を入れ枕にしがみつくようにして三塚に身体を揺さぶられる。渇いた肉のぶつかる音と中をかきまわされる音と凪と三塚の荒い息遣いが部屋に充満している。
　「困ったな…凪の中…うねって…ホント…やばいんだけど…本当に痛くない…？大丈夫…？濡れないはずなのに…ああ、先に俺がイった方いいかな…」

　「あ、んっ！……や、そこ……」
　三塚にある箇所を攻められると快感が凪の肌を震わせる。
　「ここがイイんでしょ…？ほら締め付けて…あ、だめだ…イきそう……凪…先にイっていい…？」
　「いいっ…！も、…はや、く……」
　おかしくなりそうだ！

　「凪も…もう出る…？」
　「も、う…うん……っ…」
　三塚が凪の腰を手で押さえ凪の奥深くを衝いてくる。バックからされているからかいつもよりも深く挿さっているような気がする。抽送される度に淫猥な音が響くのは三塚から滲み出たものでなのだろうか？

　最初は痛いと思ったのにいまは全然…。鈍い痛みでさえ刺激になっている。痒くてもどかしいような…。
　「もっと言って…凪…」
　自分からねだって腰揺らしてなんて、信じられない。でもしてほしくて、三塚を感じたくて…。
　自分から求めてしまうんだ。三塚が誘って凪を誘導しているように思うけど、それを待っているのだから…。

　「凪」
　後ろから三塚の声が凪の耳に響きそして食まれれば背中を仰け反らせて感じてしまう。
　「んんぁっ…！」
　項にも三塚がキスを落としつっと背をそのまま舐められるとぞくりとして中を締め付けた。
　「う…っ…」
　三塚が短く声を上げてぐっと腰を深く凪の中に突き刺せばどくりと飛沫を感じた。

　「……はぁ……先にイっちゃったじゃないですか…もう…よすぎでやばい…」
　三塚が荒い短い息を漏らし、苦笑しながら凪の中から出ると身体をひっくり返される。
　いつもより深いのもいいけれど、やっぱり正面がいい。腕を三塚にまわすと仄かに甘い香りがしてくる。　
　「おいしそ……」
　「…またそういう事を…」

　三塚はまた力を漲らせ凪の中にするりと入ってきた。
　「んっ…」
　「もう痛くない？」
　「……ん……」
　「うん…凪の中が蕩けてるみたいだ…俺が出した分でもうぐちゃぐちゃになってるし…今度は凪をイかせないとね……もつかな…」

　「も…イきそ…う…」
　「いいです…」
　手を添えられればもうそれだけで身体が跳ねてしまう。
　「あ、…っ…あっ…」
　「イって…凪」
　三塚が耳の傍で囁くと三塚の首に腕を巻きつけて体を震わせた。

　「…気持ちいい…？…今度は一緒にね…」
　今出したばかりなのにそれを手に受けたまま三塚がまた凪の前を煽ってくる。敏感になっている身体は従順にそれを受け感じてまた戦慄いてしまうんだ。
　「絋士っ…」
　「凪…イきますよ」

　三塚が汗を滴らせながら激しく律動を繰り返し、交わる淫猥な音を響かせ、そして凪もまたキスを求める。三塚の甘い香りに酔いそうになりながら、何度も…。
　
たくさんのポチいつもありがとうございますm(__)m

にほんブログ村

小説(BL) ブログランキングへ
にほんブログ村 BL小説