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キリ番リク② 彰吾×千聖6

 花火の明かりに浮かぶ千聖の嬉しそうな顔と浴衣の色っぽさにやばいなぁ、と思っていたら案の定まんまと煽られてスイッチが入ってしまった。
 そうなれば千聖ももう体がぐずぐずに蕩け、着崩れた浴衣の下から白い肌が夜の闇に浮かべば我慢なんて無理だ。
 時折花火がぱっと散りさらに千聖の体が浮かび上がるように彰吾の目に映る。

 今もベンチに膝をつき腰を突き出すようにして彰吾の前に綺麗な尻をさらしていやらしくくねらせている。
 早くとねだられさすがにもう彰吾だって我慢出来ない。
 いやらしい光景に生唾を呑み込みながら腰を押し付けた。
 本当に祭りになんて行かなくて正解だ。これじゃ女どころか男に興味ない奴でも千聖を見たらきっとふらふらと吸い寄せられてくるかもしれない所だった!
 千聖に見慣れている彰吾でさえ吸い寄せられるのに。

 「んぁ…しょ…ご…」
 ゆっくりと千聖の後孔がいやらしく彰吾の滾ったものを呑み込んでいくのが目に映る。白い尻を揺らして後孔を大きく拡げ収縮しながら中に彰吾を誘うようにだ。
 「…やらしい」
 千聖の尻を手で割りじっくりと呑み込んでいく様を堪能しながら奥へと腰を押し付ける。

 まさか外でこんなと半分は思っていたが、半分は千聖が下着を着けなかった時点でスイッチは入っていたのだと思う。
 着崩れた浴衣が淫靡で美しい千聖の姿を飾っていてもう視覚だけでも十分に煽られている。
 さらにねだられ、喘がれ、痴態を見せられれば彰吾が暴走するのも当然だ。
 「しょ…う……あぁっ!」
 千聖はベンチに膝をつき柵をぎっちりと握って彰吾には背を向け腰を突き出し、彰吾は立ったままその千聖に腰を打ちつけた。

 千聖の帯で止まっている浴衣が揺れ、腰を反らし顎があがる。
 白い項も花火に照らされ汗ばんだ身体がいやらしく彰吾をさらに煽るようだ。
 「千聖っ」
 立ったまま千聖の腰を押さえ律動を繰り返すと花火の音に交じって肉のぶつかる音がする。
 次々と打ちあがる花火は最後がもう近いのか。
 彰吾の額からも汗が吹き出てぽたりと落ちる。

 そんな事も気にせず律動を激しく加え、腰を千聖に衝き中を穿つ。千聖の内壁が擦れ収縮を繰り返し彰吾の咥え絡みつき中がうねっている。
 「あっ…あっ…しょ…ぅ…ご…っ」
 花火の音に千聖の嬌声がかきけされそうだ。
 後ろから千聖を衝き奥に深く、そしてぎりぎりまで引き抜きまた穿つ。花火のどんどんという音に交じり、肉のぶつかる乾いた音も響くがそれは彰吾と千聖にだけ聞こえる淫猥な音。

 「千聖…っ」
 「やぁっ!いくっ…」
 「俺ももう…」
 もたない…。
 千聖の媚態に彰吾はさらに律動を激しく繰り返し千聖の腰を押さえぐっと中に突き刺すと千聖もあぁ、という声と一緒にぱたぱたと前から白濁を吐き出した。

 彰吾の放埓はどくどくと千聖の中に注がれ、そしてびくびくと千聖の中が搾り取るように収縮を繰り返す。
 荒い息を漏らし、汗がたらりと零れ落ちるとぱらぱらという花火の残像が目に映り、そして静寂が訪れた。
 千聖の中に埋めたまま千聖の息遣いで揺れる白い肢体の項や背にキスを繰り返す。
 「…信じられない…」
 はぁと千聖が息を整えながら呟いた。

 「花火!あんまり…見られなかったじゃないか!」
 千聖が体を捩り彰吾を振り返ると抗議するような目で見ていて彰吾は苦笑しながら千聖から自身を抜いた。
 「千聖が色っぽすぎるから」
 「…おかしいだろ」
 「おかしくないです。だって千聖だって誘ってたでしょう?下着もつけないし?」
 「そうじゃない…つもりだったけど」
 少しはそんな気もあったのか強気な口調ではないのがまた可愛い。求めてもらえているという事だ。

 「千聖は満足じゃなかった?」
 「…それ、は…」
 満足だったらしく千聖がごもごもと言いよどんでいる。
 「さ、花火も終わったみたいですし風呂入って家で飲みなおしましょうか?続きでもいいですけど。浴衣で…エロくていいですよね?花火なくともたまには浴衣着て一杯もいいかな」
 千聖の体を抱きしめながら彰吾が耳元に囁くと千聖がびくっと体を震わせた。

 「今度は外ではなしだぞ?」
 「ええ?…どうかな…?だって誰も見てませんよ?じゃあ千聖がしてもいいな、って時は下着つけないって事で」
 「…ばか。…それにしても…花火…」
 見られなくて残念だったと言わんばかりにじとりと千聖が彰吾を睨んでいる。
 「また来年もありますから。ね?」

 千聖を宥めるようにして家に戻るが、また来年もきっと同じ様な事になっているのかもしれない。なにしろはしゃぐ千聖がいつもよりも幼い感じで可愛いのだ。
 「一年後?」
 「そう」
 千聖の肩を抱きながらゆっくりと家に戻る。
 一年後も二年後もきっとここで花火を見ているのだろう。千聖もそう思ったのかくすりと笑いを漏らした。
 

 Fin.


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