全部チョコを舐め取る予定だったがもう我慢できない。
恥かしそうにしながらも快感に従順な凪にすっかり煽られもう絋士の屹立も痛い位だ。
チョコに塗られた凪の前を弄りながらさっきから滾っている怒張を凪の腰に押しつけそして体を進める。
キッチンの高さは丁度絋士の腰の位置でなんとも計ったように具合がいい。
別にキッチンでコトに及ぶ事は想定していなかったのだが…。
あちこちチョコに飾られた凪の白い身体がエロい。
凪の汚れた顔にもどうもいけない気分になってきてしまいそうだ。
チョコの油分で凪の後ろもとろとろに溶けそうになっている。
「絋士…チョコ…垂れちゃう」
凪が泣きそうな顔で体を起こそうとするがそれを押し留め、絋士は腰をゆっくりと動かし始めた。
「いいですよ?」
「やぁ…だって…っ」
今更ここの惨状にチョコが垂れた位増えても後片付けの労力に大した違いはないと絋士は笑ってしまいそうになるが、凪は随分と汚したのを気にしているらしい。
全然こんな事できるならたまには惨状だって嬉しい事なのに。
まだ理性的な凪の意識を飛ばしてやらないと。
「凪」
凪の身体を起こしてやると絋士の首に腕を巻きつけ抱きついてくる。
「んんッ」
ぐっと奥を衝けば凪の白い喉が仰け反り、晒され絋士は舌を這わせた。そのままチョコを舐め取り、口端についていたチョコも舐め凪に舌を突き出せば凪がそろそろと絋士の舌を啄ばんでくる。
「甘い…」
「凪がチョコ味になってるからね」
かえってこれは甘いものに目がない凪も喜ぶのでは?なにしろキスするだけでも甘いのだ。
「今度は生クリームもいいかな?」
「な、に…をっ!」
凪がぱぁっと顔に朱を散らす。
「凪もおいしいでしょう?キスだけで甘いし?」
「それ、は…でも…別に甘くなくたって…」
そんな煽る事を言われ絋士は凪に腰をさらに打ちつける。
「んんぁ…みつ…絋士っ……」
まさか帰ってきた早々にこんな事になるとは…さすがに絋士も思ってはなかった。予想もしないことを凪が用意してくれていたからだが。
チョコのせいか凪の中もとろとろだ。キッチンで、しかもチョコに塗れながら甘い匂いのする中で凪も少しいつもよりも興奮気味か?
そういえばチョコには催淫効果があるのではなかったっけ?と思い出す。どっちにしろ凪はいつも感じすぎる位に敏感だから関係はないだろうが。
ぐちゅぐちゅと淫靡な音をさせながら凪を穿つ。
「凪っ」
「んっ…ぁ……やだ…出ちゃう…」
「いいですって」
まだそんな事を言っている凪の奥を衝き体を激しく突き上げる。
「あ、ああっ…こ、…し…や…だ、め…」
「いいよ…凪…イって?」
やだやだと凪が首を横に振るが逃してやるはずもない。
「凪の後ろがとろとろ…チョコのせい?」
「し、らない…っ……んんぁ、んっ…」
ぎゅうっと絋士の首に抱きつきながらあげる凪の嬌声に絋士ももう限界だ。
「あ、ああっ!」
さらに抽挿を繰り返し凪の腰をぎっちりと抱えながら奥を穿ち、凪と舌を絡め甘いチョコの味の濃厚なキスを繰り返した。
「イ…く…んッ…はぁぁっ…っくぅ……!」
ぎゅっと絋士に抱きつきながら凪が腰を反らせどくりと腹に向かって白濁を散らせば絋士を締め付ける中がぎゅっと収縮し絋士もまた凪の中に欲望を吐き出した。
「んは…ぁ…」
凪が荒い息を漏らしながら顔を赤らめ絋士を睨んでくる。
「…信じ…られない…」
「うん?何が?チョコプレイ?それは凪が可愛い事してるから仕方ないです。今度は生クリームで是非。俺は楽しい、凪はおいしいですっごくいいと思いますけど?あ、その時は凪は独りでしないで俺がいる時にしてくださいね。綺麗に飾ってあげますから。ああ、俺の誕生日に是非、デコレイト凪をプレゼントという事で予約しておこうかな…」
「ばかっ」
「…真面目なんだけど…ま、それは置いといて、このまま風呂いきましょうか…べとべとしてるでしょ」
「三塚がしたんだろッ」
「そうですよ?大丈夫。責任持って俺が凪もキッチンも綺麗にしてあげますよ」
キッチンはそのままにして凪を抱き上げて風呂場に向かう。
「うわぁ…べたべた…」
じとりと睨む凪だけど絋士の口はずっと緩みっぱなしだった。
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