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2012.09.03(月)
「れ、怜さん…?」
そのまま寝室に運ばれた。
「んでもなぁ…やっぱ学校は休ませられないから…」
そう言いながら怜はベッドに明羅を降ろして唇を啄ばんだ。
「れ、怜さん…ぅ…」
「本当に…どれだけ我慢してると思ってる?全然分かってくれないんだよなぁ…。離す気ないって言ってるのに帰るって言うし」
「だって…怜さんが…」
「黙ってろ。まったく…」
怜が明羅のTシャツを脱がせて下にも手をかける。
「や、だめだよ…。シャワーしてない…」
「別にいい。…そうだ。今日はあとで一緒に風呂にするか。搔き出さなきゃないし、さすがに気絶する位はしないようにするから」
「?」
明羅は怜が何を言っているのか?ときょとんとしてる隙に全部脱がせられる。
「やっ…」
「だめ。そんな声あげたら余計に止まらなくなるだけだって」
その怜がすでに期待に熱が半分集まっている明羅のそこに手をかけた。
「や…」
恥かしい。だってもう怜の手がどんな快感を与えてくれるか身体が分かっている。それにすでに反応しているのだ。
足を閉じようとしたが怜はそれを許さない。
足の間に身体を入れ、怜は明羅を組み敷いた。
「怜、さん…?」
怜の頭が明羅の首から鎖骨へと下がっていく。
「ぁあっ…」
怜が手を動かせば強烈な、自分では味わう事の出来ない官能が明羅を包んだ。
その怜の顔がもっと下にさらに下がっていく。
怜の手で擦られ、キスで酔った熱くなった身体はすっかり起ち上がっていた。
「あぁっ!」
明羅の身体が今まで味わった事のないようなねとりとした感覚に包まれて腰がびくんと反応した。
怜の頭が自分の下半身にあって、明羅のそれが怜の口に包まれていたのに明羅はにげだしたくなる。
「やぁっ!だめ!怜さんっ……汚、い…は……ぁ…」
「全然綺麗だけど?」
裏筋を舐め上げられればぞくぞくと明羅に愉悦がこみ上げる。
「や、そんな……で、ちゃう……から……」
「いいぞ。出して」
やめて、と言いたいのに、そこから抗えないような快感が広がって身体を覆っていく。
「やぁっ!…」
「いいから」
「や……怜さん…怜さんっ…」
怜の口と手に追いやられて明羅は頭を振った。
「や……離し、て……あ、あぁ…っ!」
びくんと背がのけぞって明羅は熱を怜の口に放出してしまった。
怜の口がそれを受け止めて吸いあげ、丁寧に舐め取るのに明羅はいたたまれなくなる。
「やだ……離して…って言った、のに…」
明羅の眦に涙が零れた。
「泣く事ないだろうが…。お子様だからな…」
くすと怜が苦笑した。
「だって…こんな…」
「ん…。慣れろ」
怜が笑いながら明羅の眦にキスした。
その怜の顔を明羅は掴まえてキスした。
「…キスしたい…」
怜が貪るようにキスしながら自分も着ていた服を脱ぐ。
「怜さん…」
怜のものが大きく天を突き刺すように大きくなっているのが嬉しい。
男が好きなはずはないのに。だからといって女の人ととも考えられなくて…。
怜だけがやっぱり特別なのだ。
「…触って、いい…?」
触れたい。
「ああ」
怜の声も熱く感じる。吐く吐息も身体も手も全部熱い。
そっと怜さんに触れてみた。
「…おっき、…ぃ」
全然自分と違う質感に明羅は驚いた。
そっと手で包んでみる。
怜は枕元のチェストからローションを取り出していた。
明羅は怜の熱く滾ったそれに手を添わせてそっと動かす。
「ん…いい。だめだ。出る」
怜が明羅の手を止め避けさせた。
「だって、俺だけ…」
「いいの。俺は明羅クンの中に出したいから~」
中って…
かぁっと明羅が顔を真っ赤にする。
「…こんな大きい…の、入って…たの…?」
「入ってたよ」
にっこりと怜が笑った。
嘘だ、と思ったけど…
「ひ、ぁ……」
後ろに冷たいものを感じて思わず声が上がった。そしてすぐに怜の指を感じた。
「あ…」
始めは違和感だけだったのに、そこから甘い痺れが走る事になるのをもう知っている。
足を折り曲げられ後ろを解され、前もまた怜の手が刺激を始めるとすぐに熱が籠もってくる。
「こんな…じゃ、なかった……のに…ぅん」
怜の手が前を後ろを探って刺激を与え、そして舌は胸の飾り物を転がし始めて、明羅は鼻にかかった甘い息が漏れてしまう。
「いいじゃん。…いや…だめか…?」
「…や……ダメじゃ、ない……あ、ぁん…怜さん……だけ…」
怜の指が奥の方まで入ってくる。
あんなに痛くて苦痛だったのに…。それを待っているなんて。
ぞわりと明羅の背が戦慄いた。