「あっ…」
理人が桜の耳を軽く噛んでそして舐めるとそのまま耳の後ろをきゅっと吸った。そして首から鎖骨へと舐めながら移動していく。
そして理人の大きな手は桜のわき腹を撫で上げ胸の突起を摘む。
「ぁ…んっ!」
女みたいに声をあげるのが恥ずかしい。でもそれを与えてくれているのは理人で、理人以外だったらナイ事だ。
うっすらと目を開けると理人の目が桜をじっと見ていた。
「や…見んな…よ……」
「なんで?エロい桜大好きだよ?」
「理人…だけ、に…だっ」
「勿論俺だけにだ…。エロい桜ちゃんにはいっぱいあげないとな」
「おっ…オヤジっ!」
「ひでぇなぁ…」
恥かしくてかぁっとして叫べば理人が笑う。
「でも…好きっ!」
そう、なんだって理人ならいい。
「なんだよ?オヤジ呼ばわりしておいて」
「いっぱい、して?」
「ぅ…この!ホントお前困る!」
「ダメ?」
「ダメじゃねぇよっ!」
理人が深くキスしてきた。舌を掬われ嘗め回される。
手は下肢に伸びてきて桜のすでに勃ちあがってるものに触れたのに、桜も理人に触れる。
「り、ひと…おっき、いよ…?」
「ったりまえだ!まだ涸れちゃねぇよっ」
…別にそんな意味で言ったんじゃないんだけど…。理人も桜が若いのを気にしてる、のだろうか…?桜が理人は大人なのを気にしているみたいに?
「理人…俺といて…恥ずかしくねぇ…?んっ…ぁ…」
理人の手が勃ちあがった桜を掴んだのに思わず声が漏れてしまう。
「ああ?俺が?全然。桜は可愛いし。桜こそ、それこそオヤジの俺といて恥ずかしいんじゃねぇのか?」
「全然っ!理人…かっけぇ…もん…。俺、理人みたいな男になりたかった…から」
「う~~~ん…桜が俺みたいだったら…わりぃ…好きにはなんねぇと思う」
「ひどいっ!」
「だってなぁ…桜はどこもかしこも可愛いけど。ほら、ピンク色の胸の乳首とかぁ…白い手触りいい肌とか…小さいお尻とか…。俺みたいな身体だったら無理。勃たない。というか、桜以外は話になんねぇな。今は女相手でも無理かも…」
「…え…?」
「桜だけにかも…欲しいのも桜だけだし」
「ホント?」
「ああ」
「俺も理人だけだよ?全部初めてが理人ばっかだもん。好きになったのも、キスしたのも、えっちしたのも、泣いたのも、父親の事話したのも…全部全部、理人だけなんだ」
「桜……これからも俺だけでいいぞ?」
「ん!…お願いだからいつかみたいに俺の心臓止めるような事しないでね!」
「ああ、車のか…?あれはホント悪かった」
理人が苦笑する。
「ね…俺も理人の舐めたい」
「……こっち」
理人が桜の身体を起こして代わりに理人が横になる。
「ちょっ!や、だよっ!これ…っ!」
「なんで?俺の舐めてくれんだろ?俺も桜の舐めたいからこうするしかないけど?」
だって!
理人の手が桜の身体を移動させて理人の顔を跨ぐ格好になっている。
「今更恥ずかしがんなくていいよ?桜のどこもかしこも全部知ってるから。お前知ってる?ここに黒子あるの?」
「えっ!?」
理人がお尻の近くをつんと指でつついた。
「し、知らないっ!」
「じゃあ知ってるのお母さんと俺だけか…」
「知らないよっ!!!」
そんなとこ自分でわざわざ眺めるんでもないから知るわけない。
「あ、あんっ!」
理人が桜のお尻を割って舌を這わせてきた。
「いい眺め…」
「やっ!だから!いう事オヤジくさいっ!」
恥ずかしくて憎まれ口を叩くけどそんなの理人は全然分かってるんだ。
「いいですよ~。オヤジで。桜ちゃん?舐めてくんねぇの?」
もう!と諦め、目の前に大きくそそり立つ理人にそっと手をそえ、舌を出し先を刺激する。
理人の…。
「やっ、んっ!」
理人のを口に含もうとしたら理人の舌が桜の入り口を刺激してくるのに思わず腰が揺れる。
そして指まで入ってくるんだから…。
「ず、ずるいっ!」
「ずるい、って…」
「俺、出来なくなる…」
「がんばって?」
「や…あ、ぁっ!」
理人に跨ってついている膝ががくがくしてくる。
だめだ、とかぷっと理人を口に含むと理人がどくん、とさらに大きくなった。
「桜、がんばるねぇ?」
「あ、あぁ…っ……や、…だめ…」
後ろを刺激する指が増えた。
「最初はキツキツだったのに…ほら、今はもう指なんか吸い付くように飲み込んじゃうね?」
「そんな…事言う…から……」
「おやじだってか?」
理人はくすっと笑いながら桜の刺激され敏感になっている所を舐め上げた。
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