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焔が燃え立つ。 8

 「な、に…っ!?」
 「身体、流してやる」
 尚はくったりとしていた遥冬の身体を抱き上げた。
 「いい!大丈夫!」
 かっ、とまた遥冬が眦を赤く染めているのが可愛いに見えてしまって仕方ない。
 「大丈夫なわけないだろうが。ゴムつけてないし、中で出してるから」
 「…………」
 遥冬がきゅっと身体を縮こませ、そして大人しく尚に身を任せるのに尚は満足する。

 汗と体液でべたべたになっていた遥冬の身体をシャワーで流している間、遥冬は顔をずっと俯けたままで、尚に抱きつくようにしていた遥冬の身体の後ろに指とシャワーヘッドを向けた。
 「ん、ぁ…っ」
 指を入れ、中をかき出すようにすれば遥冬が声を上げて身体をびくんと震えさせる。
 それにまた尚はぞくりと反応してしまう。
 「な…尚…?」
 「ん?」
 「…………おっきく…なってる…け、ど…?」
 そりゃ抱きつくようにしてたら気付くだろう。
 「当然」
 「あ、…っ!」

 ぐっと指を遥冬の奥まで突っ込み、ぐりとまわすように指を動かせば遥冬は声をあげ、身体は力が抜けそうだ。
 「腕…まわしてつかまっとけ」
 遥冬がそろりと尚の首にしがみつく。
 「は…ん、お湯、や……」
 尚の耳元に小さく遥冬の喘ぐような声が聞こえればますます滾ってきてしまう。
 「…困ったな…」
 遥冬の白い身体に残っている自分の残した赤い痕も視覚を刺激して来るし、もう一度遥冬の中に己を埋めたくて仕方なくなってくる。
 ぐちゅぐちゅとわざと音をたてて中を綺麗にしてやれば遥冬は耳まで真っ赤になっていた。

 …可愛い。
 その耳にキスを落とせばびくんと遥冬が反応する。
 「…尚…した、い…?……別に、いい、けど?」
 小さく遥冬が囁いた。
 「いや。つらいだろ?お前が」
 何しろ初めてのはずだ。
 最初はセックスなんて何でもないような態度だったが、どうしたってこれは違う。
 おまけに中を流さなくても大丈夫なんて、そのままにしてたらどうなるか知ってたら言うはずないだろ。

 「…別につらくなんて…」
 「じゃ明日でいい。明日も…しても…?」
 「……っ!」
 遥冬は一瞬顔を上げ尚と視線を絡めてからふいと顔を背けた。
 「別に…」
 そんな事言う口だけど、態度は全然違う。
 ……してほしい?

 「遥冬」
 「ぁ…」
 尚は照れた様子を見せる可愛い遥冬の態度に思わず唇を重ね、舌を絡めた。
 「んっ…あっ!」
 遥冬の中に突っ込んだ指でぐり、と遥冬のいいところを刺激すれば声が聞ける。
 柔らかくなった遥冬の後ろは易々と尚の指を咥えこんでいた。
 「い、つま…でっ…」
 遥冬から抗議があがる。
 「え?いや、もういいけど、遥冬が気持ちよさそうだから」
 「そ…っ!………抜け!」
 「……なんだ残念」

 きっ、と睨まれたって、その眦が赤くなっているのに可愛いにしかみえないなんて…。
 それにずっと遥冬を触れていたいと思ってしまうんだから、どうしたものか。
 でもとりあえず、これ以上したら自分も我慢出来なさそうなのでシャワーを止め、止める事にする。
 身体を拭いてやるとだるそうに遥冬が溜息を吐き出した。
 そりゃ初めてだったら元々ソコは受け入れる器官ではないのだからツライはず。
 なんで遥冬は初めてなのにわざわざ男を知っているような態度をしたのか。
 そして何故進んで自分から抱かれたのか?

 尚は気だるそうな遥冬をもう一度抱き上げベッドまで運んだ。
 「…お前軽い」
 「………」
 面白くなさそうな顔をしている遥冬はさっきまでの照れて恥かしがっている顔ではなくなっていた。
 尚がそうするのが当然というような顔。
 …取り繕っているのだろうか?
 どうにも遥冬が分からない。
 初めてなのに初めてではないという態度。
 抱かれてもいい位に好意は向けられているのだろうが、確信は持てない。
 これで本当に男を知っているようだったならばセフレか?と言いたくなるところだが、どうしたってコイツは初めてなはずだ。

 ベッドに遥冬を横たえればまだ萎えてなかった尚の屹立に遥冬が手を伸ばしてきた。
 「…出す?」
 「いや、いい…それより…」
 「……っ!」
 そして尚は遥冬を腕に抱きかかえた。
 「寝ないと。お前、立ちっぱで疲れてるだろ。いいから寝ろ」
 尚がそう言うと遥冬は手を引っ込め、そして尚の腕の中でもぞりと身体を動かし、小さくなるように身体を縮めた。
 まるで子供が甘えて縋ってくるような遥冬の態度に尚はぐっと腕に力を込めて遥冬を抱きしめた。

 
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続きにお返事です^^
(7/26 27朝分)
KRB様
 やり通しましたよ~(笑)
 エロいですか?/////
 そうなんですぅ^^;
 エロくなっちゃってます…この先も~(><)
 ありがとうございます~^^

ck様
 はい、私でした~^^
 毎日15時間っ!(◎o◎)携帯が熱くなる位って…!
 それはヤバイですから~(><)
 …ってもう過ぎた事ですね^^;
 気に入っていただけて嬉しいです(^m^)
 続きはちょっと色々書かれたことがあって
 (向こうにです…こっちはないのですが…)
 それで書けない状態でした…↓
 書こうと思って意気込んだのに、それで削がれてしまって…
 スミマセン…
 尚フワフワしすぎですか~?(笑)
 本気なりますよ~(^m^)
 嬉しいお言葉ありがとうございます~^^

okw様
 えちの最中にありがとうございます~(笑)
 尚はナニゲに世話焼きかあちゃんですからね~(^m^)
 エロエロ遥冬くんにやられっぱなしですけど(笑)
 ありがとうございます~^^

S様
 厄介な相手(笑)
 みらいさんにいただいた遥冬くんがエロかったので
 こうなりました^^;
 みらいさんから暗くてエロ多めで~とお達しが出たので~(^m^)
 尻には確実に敷かれるでしょう~!だって尚だし^^b
 先が読めない?書いてる時私も読めなかったもん(爆笑)
 今日は昼間っからできあがっちゃうのですね~(笑)

 ウチの方は連日25度ないですよ?(…多分 ^^;)
 30度越したのはまだ1回か2回かな…
 過ごしやすくて私はいいです~♪
 …別世界ですね^^;
 ありがとうございます~^^
 飲みすぎ注意ですよ~^^/

テーマ : 自作BL小説
ジャンル : 小説・文学

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