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焔が燻る。 7

 遥冬の後ろに指を入れれば温まっているのがいいのか、それとも尚を受け入れるのに慣れたのかやわやわと吸い付いてくるようで、こくりと尚は息を呑んだ。
 「んっ!ぁっ…」
 びくんと遥冬の背中が揺れて反応している。
 真っ白の身体が風呂場の所為なのか行為の所為なのか分からないが、仄かに上気してピンクかかっているのがまたエロい。
 遥冬の前もすでに勃ちあがって先から雫を零している。
 「遥冬、入れていい…?」
 「あ、ああ…いれ、…て…」
 「このままバックで?」
 「なんでも、いいから…っ!……あ、ああっ」
 尚が立ち上がり壁に手をついている遥冬の後ろからゆっくりと挿入させていく。

 「遥冬サン…ここ…俺ののみ込んでくの丸見えだよ?」
 「そん…な……い、言う…なっ…」
 「言うよ?言うとね遥冬の中がさらにきゅって締まるんだよね…それが可愛いから…ほら奥まで入ってく…」
 「んっああ…っ」
 遥冬の細い腰を掴んでゆっくりと進め、そしてゆっくりと引くを繰り返す。

 遥冬のイイ所はもう少し奥なんだけど…。
 すると遥冬の腰が焦れたように、そして誘うように揺れる。
 くすと尚は笑みを浮べた。 
 「何?」
 「………」
 遥冬はぶん、と首を横にふった。
 「ちゃんと言わないと分からないけど?」
 「うそ、だ…」
 「うん。嘘だけど。でもちゃんと言って?言ったら叶えてあげる。コレはエッチだけにじゃなくて何に関してもだ…遥冬…覚えてて」

 「何……いって……?」
 「いいから。ほら。どうしたらいい?」
 ゆっくりとした動きに遥冬が腰を押し付けるようにして来る。
 「言って」
 「…奥…ほし……あ、あああっ!」
 ずんと衝いてやると遥冬が大きく声を上げた。
 「ここ、だよね…遥冬のイイとこ」 
 「んっ!あっ!」
 「ほら…ぎゅうぎゅうに締め付けて…よすぎだって…」
 尚も今まで我慢していたのが放たれ遥冬の感じる所を思い切り突く。
 結合した所からやらしい音が響き、風呂場なので余計に響く。そして動く度に風呂のお湯もたぷたぷと水面を揺らせて音を成す。

 「やっべ…イきそ…」
 「あ、ああっ…イく…出るっ…」
 「いい…遥冬…」
 ぐいと腰を回すように押し付けると遥冬が顎を仰け反らせ背を弓なりに反らせるとぷるぷると震えながら白濁を放ち、後ろをさらに締め付けて尚も誘導されるように遥冬の中に精を放っていた。
 荒い息が漏れ、イった遥冬の身体の力が抜けそうになるのに尚は慌てて自分を遥冬の中から抜き、抱きとめる。
 「遥冬…」
 くったりとして尚に身体を預ける遥冬の耳元で名前を呼んで耳を食むとまた遥冬の身体がふる、と震えた。
 「あ、ぁ…」
 小さく声をあげたのになんだ?と思って手を後ろに這わせると尚の放ったものがとろりと中から出てきていた。
 「遥冬…」
 力が入らないような遥冬を抱きながら湯船に沈み、そしてまた勃ちあがってきていた自分を遥冬の中に埋めていく。

 「ちょ…尚…っ」
 「おさまんねぇ…遥冬…ダメ?」
 すっかり柔らかくなっていた遥冬の後ろは尚をやすやすとのみ込んでいく。
 「ぁ…ん、んっ…」
 鼻にかかった甘い遥冬の声にまたぐんと力が漲ってくる。
 「だめ…じゃ、な、い……っ…ん、あぁ……」
 「遥冬」 
 遥冬の腕が尚の首に巻きつき、ぎゅっと抱きついてくるのが可愛いのに身体はエロい。尚は手を遥冬の背中にまわし、そしてつっと下に向かって辿ると遥冬が顎を反らせ、その首に尚は口を寄せキスを落とす。
 明日遥冬は実家に帰るというのに止まれそうになかった。

 …いや、もしかしてあのスーツの男が迎えに来るかもとか考えて止まれないのかもしれない。
 遥冬の身体に自分の刻印をつけておかないと。
 首に、鎖骨に胸にと尚は唇を這わせ吸い、そこに痕を残していく。
 「んっあっ…」
 ゆっくりと下から突き上げれば遥冬が気持ちよさそうに喘ぐ。
 夢中になればいいのに。
 自分だけに。

 「遥冬…」
 頭を抑え遥冬の口を塞いだ。
 汗なのか雫なのか、水滴を滴らせながら口腔を貪り、腰を突き上げる。
 遥冬のくぐもった欲情を訴える嬌声が尚の口に直接響くのを受け止め、口腔も蹂躙する。
 イったばかりで敏感になっている肌はちょっと手を動かしただけでも身体が跳ね上がる。
 感じればいい。忘れられない位に。いつでも思い出せるくらいに。
 「や……ま、た…」
 「イく?…イっていい…遥冬…」
 遥冬からも舌を突き出し貪られるように尚の舌を求められる。
 欲しいのならいくらでも与えてやる。
 
 
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こんなとこでナンですが…
続きにお返事です~^^; 
 
 
AHN様
 学校の次はお風呂でした~^^;
 じゃあ次は?(爆)
 いいですか?(大笑)
 ありがとうございます~^^

S様
 はい、正解~!っでした^^
 というか正解多すぎ~(笑)
 尚のそこ?^^;
 だってナニゲにおぼっちゃまくんっぽいでしょ?
 二階堂家ほどではありません~(笑)
 ハピエン…なのかな~?^^;
 いや、いいのかな~(^m^)
 本人よければいいんだよね~?(笑)
 ありがとうございます~^^

msz様
 あら…あちらにまで?^^;
 ありがとうございます~m(__)m
 放置プレイ中ですけど…(--;)
 誤字脱字多いし(直してない ^^;)
 文もかなり直したいとこもあるのですが
 (直してない ^^;)
 ハイ、私でした~♪ありがとうございます~(^m^)
 
 尚イイ男になってますか~?^^;
 残念感を残しつつ…ですが(笑)
 ありがとうございます~^^

KRB様
 あははは~!これだけは、って!
 万歳(笑)ですか…^^
 ありがとうございます~^^ 
 

テーマ : BL小説
ジャンル : 小説・文学

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